DOTPLACE『菊池健×椙原誠×山内康裕:Webマンガと市場構造[前編]「電子書籍の普及でマンガ全体の売上は上がっている。その一方で……」』が公開

DOTPLACEでの代表山内康裕の連載「マンガは拡張する[対話編+]第3回『菊池健×椙原誠×山内康裕:Webマンガと市場構造[前編]「電子書籍の普及でマンガ全体の売上は上がっている。その一方で……」が公開されました。

『PRESIDENT NEXT vol.14』にコーナー連載が掲載

4月15日発売『PRESIDENT NEXT vol.14』にて、代表山内康裕のコーナー連載(構成 岩崎由美)「マンガ大好きMBAホルダーが推す!仕事に効く[ビタミン]マンガ」が掲載されています。『藍の時代 一期一会』(車田正美)を紹介しています。

真夜中のマンガの楽しみ方は!?

3月20日(日)の夜から翌3月21日(月・祝)の朝まで、立川まんがぱーくにて「まんがぱーくに泊まろう」が開催されました。これは、立川まんがぱーくオープン3周年記念の特別企画として行われたもので、抽選で当たった方のみが参加できるという、かつてないほどレアなイベントです。

写真1−1マンガナイトではこのイベントタイム中に、以前読書会で好評だった「マンガつみつみ」を行いました。

今回の「マンガつみつみ」(立川まんがぱーく版)は、以下のようなゲームです。

  1. 好きなマンガを2冊選び手札にする。
  2. サイコロをふる。出た目によってテーマ(ストーリー、キャラクター、世界観など)が決定する。
  3. 山札の一番上のマンガと関連するマンガを手札から選んで積み、その作品を選んだ理由を②のテーマに沿ってプレゼンする。
  4. ②~③を繰り返し、初めに手持ちのマンガがなくなった人が勝ち。
  5. ただし一度は他の人が積んだマンガに対して異議を唱えなければいけない(紳士的にね!)。

写真2今回は他団体のプログラムとの兼ね合いもあり、時間を空けて2セットを行いました。

まず第1セット。2チームでゲームが始まりました。
窓側のAチームはお菓子を食べながら和気藹々、ゆっくりじっくりゲームを楽しんでいました。
つみつみしたマンガはこちら。
孤独のグルメ→鈴木先生→BLACK JACK→美少女戦士セーラームーン→お父さんは心配性→風と木の詩

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Bチームはつみつみする人が自己紹介しながらゲームを進めるスタイル。比較的スピーディに進行していきました。
つみつみしたマンガはこちら。
進撃の巨人→シティハンター→サイボーグ009→人間仮免中→らんま1/2→こいつら100%伝説→のび太の日本誕生→べしゃり暮らし→WORLD TRIGGER→テルマエ・ロマエ→ばらかもん

写真3第2セットは、開始が23時過ぎ。マンガナイトメンバーとその周辺での熱いゲームとなりました。夜も深くなり、テンションが高く濃い勝負が展開されることに。何故かマンガをお菓子に例える珍ルールができてみたり……
終わったのはなんと深夜1時過ぎでした。
つみつみしたのはこちらの18作品。
こちら葛飾区亀有公園前派出所→家裁の人→のび太の日本誕生→3月のライオン→ガラスの仮面→ダンジョン飯→課長バカ一代→ホムンクルス→子供はわかってあげない→レベルE→名探偵コナン→NANA→ちびまる子ちゃん→テルマエ・ロマエ→うる星やつら→タッチ→クレヨンしんちゃん→ドラえもん

写真4−1今回出てきた作品は、ゲームの特性上メジャーなものが多いですが、思いもよらないあんなつながり、こんなつなげ方に驚きの連続でした。名作揃いですので、読んだことのない人はこれを機会に手に取ってみて下さい。

さて、ゲーム終了後、さすがに他の皆さんは寝てるかなと思い、読書スペースを見たら、夜を徹してマンガを読む人がそこここに。

写真5しかも売店が開いているので、ラーメンや焼きそばなんかも食べられるという、まさにマンガ好きにとってのパラダイス。

結局、寝ずに過ごした人もたくさんいたようです。

そして翌朝8時半。良い大人の皆さんはきちんと片づけをして、まんがぱーくを後にしました。さらば至福のひととき。

今回は本当に貴重な体験ができました。大人のマンガ読みにとってこれほど贅沢な時間はなかなかないと言えるでしょう。まんがぱーく5周年、10周年でまた実現するといいですね!
最後に参加者の皆様、まんがぱーくスタッフの皆様、ありがとうございました!

文=kuu
マンガナイトではイベントのお手伝いと、執筆ちらほら。90年前後のなかよし、りぼんなどの影響をやや強く受けてますが、いろいろ読みます。好きな漫画家は、羽海野チカ、佐原ミズ。展覧会と舞台、可愛くて面白いものに心惹かれます。お茶とおいしいものにも。

『PRESIDENT NEXT vol.13』にてコーナー連載が掲載

3月15日発売『PRESIDENT NEXT vol.13』にて、代表山内康裕のコーナー連載(構成 岩崎由美)「マンガ大好きMBAホルダーが推す!仕事に効く[ビタミン]マンガ」が掲載されています。『岳人列伝』(村上もとか)を紹介しています。

立川まんがぱーくまつり「まんが家さん集合 お祝いトークショー」の司会

3月20日(日)開催のオープン3周年記念「立川まんがぱーくまつり」にて、11:00~12:30開催の「まんが家さん集合 お祝いトークショー」の司会を代表山内康裕が務めます。『重機甲兵ゼノン』『ストリートファイターⅡ-RYU』神崎将臣さん、『サトラレ』佐藤マコトさん、『いぬまるだしっ』大石浩二さん、『交通事故鑑定人環倫一郎』樹崎聖さんに、制作秘話、こどもの頃のマンガ体験などをお話いただきます。

DOTPLACE『北本かおり×ドミニク・チェン×山内康裕:二次創作とライセンス[後編]「海賊版を禁止して広がるのを止めてしまうのか、『いいから出しちゃえ』って進んだ人が結局最後に勝つのか。」』が公開

DOTPLACEでの代表山内康裕の連載「マンガは拡張する[対話編+]」第2回『北本かおり×ドミニク・チェン×山内康裕:二次創作とライセンス[後編]「海賊版を禁止して広がるのを止めてしまうのか、『いいから出しちゃえ』って進んだ人が結局最後に勝つのか。」』が公開されました。

「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」関連企画「北九州市漫画ミュージアム視察&ワークショップ&トークショー」に出演

2016年3月12日(土)13時~16時半開催の「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」関連企画「北九州市漫画ミュージアム視察&ワークショップ&トークショー」にて、選書委員を勤める代表 山内康裕が出演します。

DOTPLACE『北本かおり×ドミニク・チェン×山内康裕:二次創作とライセンス[前編]「ただコンテンツを眺めるだけじゃなく、自由に使うことによって文化が成長する。」』が公開

DOTPLACEでの代表山内康裕の連載「マンガは拡張する[対話編+]」第2回『北本かおり×ドミニク・チェン×山内康裕:二次創作とライセンス[前編]「ただコンテンツを眺めるだけじゃなく、自由に使うことによって文化が成長する。」』が公開されました。

『PRESIDENT NEXT vol.12』にコーナー連載が掲載

2月15日発売『PRESIDENT NEXT vol.12』にて、代表山内康裕のコーナー連載(構成 岩崎由美)「マンガ大好きMBAホルダーが推す!仕事に効く[ビタミン]マンガ」が掲載されています。『てんじんさん』(木村直巳)を紹介しています。

『「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」関連企画「マンガと学びを研究する」トークイベント@明治大学 米沢嘉博記念図書館』の司会を担当

3月19日(土)16:00~17:45開催の『「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト~」関連企画「マンガと学びを研究する」トークイベント @明治大学 米沢嘉博記念図書館』の司会を代表 山内康裕が担当します。詳細はこちらをご覧ください。

「月刊MdN」3月号に寄稿

2月5日(金)発売のデザインとグラフィックの総合情報誌「月刊MdN」3月号の特集「漫画を漫画たらしめるもの 漫画家が発明した表現30」に、代表 山内康裕が[スクロールと色面効果を取り入れたWebマンガの「はしり」『西遊少女』萱島雄太/2012]を寄稿しました。

立川まんがぱーく3周年記念 まんがぱーくに泊まろう

3月20日(日)20:30〜21日(月)8:30開催の「立川まんがぱーく3周年記念 まんがぱーくに泊まろう」イベントにて、読書会ワークショップを担当します。イベントの詳細と抽選お申し込みはこちらです。

DOTPLACEで「マンガは拡張する[対話編+]」がスタート

DOTPLACEでの代表山内康裕の連載「マンガは拡張する」の新シリーズ「マンガは拡張する[対話編+]」がスタートしました。第1回『岩間秀和×江上英樹×山内康裕:「編集長」の役割とは?』は、こちらでご覧いただけます。

『PRESIDENT NEXT vol.11』にコーナー連載が掲載

1月15日発売『PRESIDENT NEXT vol.11』にて、代表山内康裕のコーナー連載(構成 岩崎由美)「マンガ大好きMBAホルダーが推す!仕事に効く[ビタミン]マンガ」が掲載されています。RIN&板垣恵介著『どげせん』を紹介しています。

シンクル大学 カルチャー「編愛」学部 第2回「マンガ編愛学科withマンガナイト」に出演

シンクル大学 カルチャー「編愛」学部、開講!

第2回 マンガ編愛学科withマンガナイト
講師/プロ編愛家:北本かおり(「モーニング」副編集長)、山内康裕(マンガナイト)
2016年1月27日(水)19:00〜21:00
詳細はこちら

「好き」が連鎖し、広がっていく。

あなたの「心の本棚」には何が隠れているでしょうか?
かつて愛した小説、マンガ、アート、音楽、映画から、忘れられない体験の記憶まで、そこにはありとあらゆる「偏愛」がアーカイヴされ、きっといまのあなたを形作っていることでしょう。

今年登場したスマートフォンアプリ「シンクル」は、そうした一人ひとりの「偏愛」を自由に投稿できることで、人々の「好き」が重なり、拡張されていくプラットフォームです。

この度、シンクルでは、「好き」の生まれるリアルな探求の場を求めて、さまざまなシーンの担い手である団体・組織とコラボしていく「シンクル大学 カルチャー編愛学科」を開講。
自身の「偏愛」をオープンにしながら、カルチャーを独自の愛で「編」み出す「プロ編愛家」を講師に招き、参加者と共に豊かな「編愛術」を育んでいきます。

今回は、マンガを介して新たなコミュニケーションを生み出すユニット「マンガナイト」とコラボした「マンガ編愛学科」を開講。マンガナイト代表の山内康裕氏、講談社の超人気雑誌「モーニング」副編集長の北本かおり氏を招き、マンガというコンテンツから見出される多様な視点を切り開き、マンガの概念を拡張する編愛術を披露いただきます。
そこでのテーマは「理想のマンガ雑誌をつくること」。
山内・北本両氏をはじめ、参加者の皆さんと共に、下記のテーマから「理想のマンガ雑誌」を編集していくワークショップを行います。

理想のマンガ雑誌|テーマ

※ ワークショップでは、下記から1つテーマを選んで頂きます

  1. タイムマシンで10代の自分に渡したいマンガ雑誌
  2. このラインナップなら5,000円払っても良いマンガ雑誌
  3. 私はこのマンガで大人になりました
  4. 100年後に残したいマンガ雑誌

イベント概要とお申し込み

日時
1月27日(水) 19:00〜21:00(OPEN 18:45)
会場
Fringe81
住所
〒106-0032 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー10F Google Map
参加費
無料(定員/40名)
条件
iOS 8.0以降のiPhone、iPad、およびiPod touch、もしくはAndroid ver4.1以降のAndroid携帯に「シンクル」をインストールしてお持ちください
申込方法
こちらのフォームよりお申し込みください
主催
シンクル運営事務局
問合せ
support@syncle.me

ギフトマンガ2016~誰かに贈りたいマンガ10選

DSC03191 のコピー2016年になりました。本年もマンガナイトは「マンガを介したコミュニケーション」を合言葉に、さらにパワーアップしていきます! よろしくお願いします(去年とほとんど同じことを言っている…)。

さて、2015年末に行われたマンガナイト忘年会で、この1年に発行されたマンガの中から、プレゼントとして誰かに贈りたい作品を10点選出しました。

『たましいいっぱい』(おくやまゆか)――理屈ばかりで疲れたあなたに

人生が弱っている時に肩の力を抜いて気づきのきっかけとなるような促すような短編集。結論を出さずにしりこだまを出す!

『はらへりあらたの京都めし』(魚田南)――食いしん坊のあの人に

グルメ漫画なのに食べ物の絵自体が、あまり美味しそうに見えないのが衝撃(絵はうまい)。それでもおいしそうに読ませるのは、食べている「雰囲気」を描くのがうまいから!

『ロボッとうさん』(有永イネ)――家族と喧嘩している君へ

とにかくロボットのお父さんが可愛い。なごやかかつほろっとする内容で心が暖かくなる。

『背すじをピン!と』(横田卓馬)――小学生になる息子に

競技ダンスをモチーフにしたスポ根で正統派な内容。あまりヒネた人間や根っからの悪人が出てこないので、小学生がはじめて読むストーリーマンガとしてぴったり。

『はたらく細胞』(清水 茜)――リケジョに

擬人化された白血球や免疫細胞が活躍するマンガ。流行りの単なるキャラ化にとどまらない、科学的にマニアックな内容もためになる。

『孤独のグルメ2』(久住昌之、谷口ジロー)――独身貴族のあいつに

18年ぶりの第2巻。主人公のキャラが、後発のTVドラマに少し影響を受けているフシもあり、原作と派生メディアのスパイラルが新しい。

『中間管理録トネガワ』(福本伸行、橋本智広、三好智樹、萩原天晴)――中間管理職の父に

ギャグのようで中間管理職としての苦しみがきちんと描かれている。福本作品でおなじみの黒服の中の個性も描かれていて斬新!

『椿荘101号室』(ウラモトユウコ)――選択できない友人に

とにかく人に頼りっぱなしの主人公が、変わった人たちとの共同生活に巻き込まれ、何を学んでいくのか? エピソードを積み重ねて描かれる群像劇が秀逸。

『大人のそんな奴ァいねえ!!』(駒井 悠)――アフタヌーンの旧来のファンへ

アフタヌーンを昔から読んでいた人には感涙もの。やたら毒物に詳しいキャラ、ことわざに詳しいキャラ、呪術に詳しいキャラなどが織り成す独特の世界。

『社畜人ヤブー』(那智泉見)――入社5〜10年目の後輩に

「社畜」とはすごい言葉だと思いますが、そのひどいところを描いているだけではない。社畜の深い心情やためになるコラムなど、結末もマンガらしくまとまっている。

いかがでしたか? 自分で読むにも、誰かに勧めるにも、2016年のスタートにぜひ普段読まないようなマンガと出会ってみてください。
DSC03173 のコピー
文=本多正徳
1980年、広島生まれ。専門出版社勤務。マンガナイトではすっかりイジラれ担当になってしまった最近(!?)。男子校の寮でマンガの面白さに目覚めました。好きなジャンルはガロ系とヘタウマ系。藤子不二雄やつげ義春、水木しげるなどの古典的ナンバーも得意。心のマンガは『ダンドリくん(泉昌之)』『サルでも描けるまんが教室(相原コージ、竹熊健太郎)』でしょうか… ほかの趣味は読書、囲碁・将棋と悲しいほどのインドア派。ウェブサイト/グッズ制作を担当。

マンガは拡張する公開収録@マンガサロン『トリガー』第6回「『マンガ』は拡張するのか?」に出演

1月26日(火)19:30~22:30「マンガは拡張する」公開収録@マンガサロン『トリガー』第6回「『マンガ』は拡張するのか?」に、代表山内康裕が出演します。対談ゲストは島田英二郎 氏(講談社「ヤングマガジン」編集部)です。詳細とお申込はこちらになります。

『PRESIDENT NEXT vol.10』にコーナー連載が掲載

12月15日発売『PRESIDENT NEXT vol.10』にて、代表 山内康裕のコーナー連載(構成 岩崎由美)「マンガ大好きMBAホルダーが推す!仕事に効く[ビタミン]マンガ」が掲載されています。武富健治著『鈴木先生』を紹介しています。