真夜中のマンガの楽しみ方は!?

3月20日(日)の夜から翌3月21日(月・祝)の朝まで、立川まんがぱーくにて「まんがぱーくに泊まろう」が開催されました。これは、立川まんがぱーくオープン3周年記念の特別企画として行われたもので、抽選で当たった方のみが参加できるという、かつてないほどレアなイベントです。

写真1−1マンガナイトではこのイベントタイム中に、以前読書会で好評だった「マンガつみつみ」を行いました。

今回の「マンガつみつみ」(立川まんがぱーく版)は、以下のようなゲームです。

  1. 好きなマンガを2冊選び手札にする。
  2. サイコロをふる。出た目によってテーマ(ストーリー、キャラクター、世界観など)が決定する。
  3. 山札の一番上のマンガと関連するマンガを手札から選んで積み、その作品を選んだ理由を②のテーマに沿ってプレゼンする。
  4. ②~③を繰り返し、初めに手持ちのマンガがなくなった人が勝ち。
  5. ただし一度は他の人が積んだマンガに対して異議を唱えなければいけない(紳士的にね!)。

写真2今回は他団体のプログラムとの兼ね合いもあり、時間を空けて2セットを行いました。

まず第1セット。2チームでゲームが始まりました。
窓側のAチームはお菓子を食べながら和気藹々、ゆっくりじっくりゲームを楽しんでいました。
つみつみしたマンガはこちら。
孤独のグルメ→鈴木先生→BLACK JACK→美少女戦士セーラームーン→お父さんは心配性→風と木の詩

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Bチームはつみつみする人が自己紹介しながらゲームを進めるスタイル。比較的スピーディに進行していきました。
つみつみしたマンガはこちら。
進撃の巨人→シティハンター→サイボーグ009→人間仮免中→らんま1/2→こいつら100%伝説→のび太の日本誕生→べしゃり暮らし→WORLD TRIGGER→テルマエ・ロマエ→ばらかもん

写真3第2セットは、開始が23時過ぎ。マンガナイトメンバーとその周辺での熱いゲームとなりました。夜も深くなり、テンションが高く濃い勝負が展開されることに。何故かマンガをお菓子に例える珍ルールができてみたり……
終わったのはなんと深夜1時過ぎでした。
つみつみしたのはこちらの18作品。
こちら葛飾区亀有公園前派出所→家裁の人→のび太の日本誕生→3月のライオン→ガラスの仮面→ダンジョン飯→課長バカ一代→ホムンクルス→子供はわかってあげない→レベルE→名探偵コナン→NANA→ちびまる子ちゃん→テルマエ・ロマエ→うる星やつら→タッチ→クレヨンしんちゃん→ドラえもん

写真4−1今回出てきた作品は、ゲームの特性上メジャーなものが多いですが、思いもよらないあんなつながり、こんなつなげ方に驚きの連続でした。名作揃いですので、読んだことのない人はこれを機会に手に取ってみて下さい。

さて、ゲーム終了後、さすがに他の皆さんは寝てるかなと思い、読書スペースを見たら、夜を徹してマンガを読む人がそこここに。

写真5しかも売店が開いているので、ラーメンや焼きそばなんかも食べられるという、まさにマンガ好きにとってのパラダイス。

結局、寝ずに過ごした人もたくさんいたようです。

そして翌朝8時半。良い大人の皆さんはきちんと片づけをして、まんがぱーくを後にしました。さらば至福のひととき。

今回は本当に貴重な体験ができました。大人のマンガ読みにとってこれほど贅沢な時間はなかなかないと言えるでしょう。まんがぱーく5周年、10周年でまた実現するといいですね!
最後に参加者の皆様、まんがぱーくスタッフの皆様、ありがとうございました!

文=kuu
マンガナイトではイベントのお手伝いと、執筆ちらほら。90年前後のなかよし、りぼんなどの影響をやや強く受けてますが、いろいろ読みます。好きな漫画家は、羽海野チカ、佐原ミズ。展覧会と舞台、可愛くて面白いものに心惹かれます。お茶とおいしいものにも。