コンビニグルメやお菓子など、身近な食品への愛が語られる。一見マンネリになりつつ、いきなり無声映画風の回があったり、江戸時代の夢をみたりと、油断ならない工夫を放ってくる。最初はクサいと思っていたが、巻を進めると素直に感心できるようになった。
投稿日: 2015年2月16日
文=本多正徳
1980年、広島生まれ。専門出版社勤務。マンガナイトではすっかりイジラれ担当になってしまった最近(!?)。男子校の寮でマンガの面白さに目覚めました。好きなジャンルはガロ系とヘタウマ系。藤子不二雄やつげ義春、水木しげるなどの古典的ナンバーも得意。心のマンガは『ダンドリくん(泉昌之)』『サルでも描けるまんが教室(相原コージ、竹熊健太郎)』でしょうか… ほかの趣味は読書、囲碁・将棋と悲しいほどのインドア派。ウェブサイト/グッズ制作を担当。