大正野郎

最近、おしゃれな男子の間では「滝廉太郎ヘア」なるものが流行っているらしく髪型だけでなくメガネも合せてのコーディネートが人気らしいですね。(めっちゃ曖昧でざっくり…。すみません…。)ファッションだけでなく古民家改築カフェ・ゲストハウスなども、以前にもまして増えつつあるように感じます。古き良き日本への懐古主義スタイルが復権しつつあるんでしょうか。素晴らしいことです。「大正野郎」は、ファッション、生活様式、文学…全ての大正カルチャーを愛してやまないバブル時代の大学生が主人公の物語。たばこは煙管かゴールデンバッド、銭湯では亀の子たわしで垢をすり、懐中時計を愛用。趣味は切手集め。変わり者扱いされようがどこ吹く風。そんな彼の下宿生活や恋愛が、おもしろおかしく、ゆるやかに、やさしい目線で描かれます。フリーハンドでガシガシ描かれた枠線も魅力的!ルイガ●?ビ●ンキ?男は山口ベニーサイクルに乗れ!

fujita
文=ふじた
イベントではブース担当。食べ物に対する執着心は人一倍。 初めて読んだ漫画は「火の鳥 望郷編」で、意味もわからず絵だけをひたすら見てました。 その後「うわさの姫子」にハマり、漫画人生スタート。小学●年生、なかよし、ぶ~け、ハロウィン、週間マーガレットなどを購読。1997~2001年頃のヤングサンデーの連載陣に好きな作品が多いです。