マンガナイト研修会報告

7月2日、マンガナイトは参加者のマンガ力を高めようと研修会(オフ会)を開催しました。

会場は東京・台東区の「給食当番」。「鯨の竜田揚げ」「ソフト麺」など懐かしい給食メニューを出してくれる飲食店。2Fの教室風大部屋を貸し切り、昔の小学校にあった机で食事とマンガリーディングを楽しみました。

参加したのは約20人。まずは一人ひとり、自己紹介に加え子どもの頃の思い出のマンガとよく読んでいた雑誌を披露しました。参加者が過去魅了されたマンガをまとめると、意外な作品が浮かび上がりました。

参加者からは「寄生獣」など青年向けコミックから「ドッジ弾平」「プラモ狂四郎」など少年向けマンガまで幅広い作品が紹介されました。「るり色プリンセス」「セーラームーン」など20~30代女性には懐かしい少女マンガ作品名も。

意外に複数の支持を集めたのは「お父さんは心配性」。「『ときめきトゥナイト』など王道の少女マンガと一緒にこれを掲載していた少女マンガ雑誌『りぼん』は懐が深い」と感嘆の声があがりました。

自己紹介ではよく読んでいた雑誌にも言及。少年向けマンガ誌では、「週刊少年ジャンプ」か「コロコロコミック」,「コミックボンボン」、少女マンガ誌では「りぼん」が人気でした。なかには「『週刊少年ジャンプ』を自動販売機で買っていた」という強者もおり、驚きの声で教室内が騒然としました。

みなの子どもの時の思い出の漫画と雑誌は教室内の黒板にまとめました。

紹介が終わった後は、給食を食べながらの漫画トーク。「HUNTER×HUNTER」は本当に連載が完結する日は来るのか、最近面白い漫画は何か、など思い思いの話題に花を咲かせました。一部ではガンダムトークでも盛り上がっていたようです。

もちろん給食関連の話題も多く「牛乳はテトラパックか、長方形か、それとも瓶か」「食器はアルミか、プラスチックか」は派閥が分かれました。

ちなみに持ち寄ったマンガで人気を集めたのは「ドラゴンボール」「スラムダンク」「キン肉マン」など人気マンガの愛蔵版の最終巻。どんな終わり方をしたのかを忘れていた人たちが読みふけりました。

10〜20数年のタイムスリップを通して、マンガの楽しさを再確認できた一晩でした。